ICT支援員ハンドブック pp.28-29

  • 「学校を所管する教育委員会によっては、児童・生徒の学習状況や成績などの個人情報にかかわるものをICT支援員は触れない、関わらないとするところもあります。(中略)、まずは自分がICT支援員として携わってよい仕事の範囲をしっかりと確認しておくことが大切です。」

    どうやって確認するのがよいだろうか。直接教育委員会に聞く?

  • 「情報を持ち帰るなどが必要になりますが、」

    → 「情報を持ち帰ることなどが必要になりますが、」または「情報の持ち帰りなどが必要になりますが、」。

  • 29ページ コラム 13 電子メールの活用 「平日の朝・昼・夕方の最低3回の受信を心掛ける。」

    受信はふつうメーラーが自動で行う設定にするので、「~の最低3回のチェックを心掛ける。」と書くほうが明確だと思う。

  • 14 使用ソフトウェアの統一 「メーラーについても、上記以外のソフトの仕様を妨げるものではないが、受信又は送信したデータがパソコン本体に記録されないよう設定されていることを必須とする。」

    Web メーラー必須のガイドラインOutlook の使用を強制されるよりずっといい。

  • 15 メーリングリストの活用 「連絡・報告のためにMLを利用する際の発信者は、Reply-To: xxxxxx@**.or.jp を設定し、不要な情報がMLに流れないようにする。」

    発信者がReply-To を(自分だけに返信されるように)設定するのではなく、返信者がTo を適切に設定すべきでは*1

    そもそもメーリングリスト側でReply-To が付与されることが多いし、そうではない設定の場合、From をメーリングリストアドレスにしない限り返信がメーリングリスト全体に流れることにはならない。どのようなケースで発信者自らReply-To を設定することを想定しているのだろうか。

*1:後の(3)でそう指示されている。