ICT支援員ハンドブック p.13 発達障害
このICT支援員ハンドブックは平成25年度(2013年度)作成だが、2013年のアメリカ精神医学会(APA *1 )の診断基準DSM-5*2の発表以降、発達障害の名称・分類が変わったものがある。
(2)
学習障害LD→ 限局性学習症SLDLD はLearning Disorder またはLearning Disabilities のacronym. DSM-5ではSLD*3(限局性学習症)。
(3)
注意欠陥多動性障害ADHD→ 注意欠如・多動性障害ADHDADHD はAttention Deficit Hyperactivity Disorder のacronym. DSM-5の訳語としては「注意欠如・多動性障害」「注意欠如・多動症」が併記されている。
(4)
アスペルガー/高機能自閉症→ 自閉スペクトラム症ASD自閉症(autism)、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたが、DSM-5以降、自閉スペクトラム症(ASD*4 )としてまとめて表現するようになった。
スペクトラムはスペクトルと同義で、スペクトルの虹色のようにいろいろな症状を含んでいることを指すのだろう、たぶん。
(5) 授業のユニバーサル・デザイン化