A領域の対策

ICT支援員能力認定試験に関するFAQ - ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験公式サイトに「A領域では、どのような内容が出題されますか。どのような勉強をすればよいでしょうか。」とあり、

  1. 「ICT 支援員の養成に関する調査研究委員会」がまとめた「ICT支援員 ハンドブック
  2. 日本標準から出版されている公式ガイドブック「ICT支援員
  3. 教育情報化コーディネータ3級の問題

の三つが挙げられている。

1のICT支援員ハンドブックは2013年度の資料ではあるが76ページあり、お金をかけずに勉強するにはよさそう。

2の公式ガイドブックは「認定試験の過去問題を掲載しているのは、この本だけ!」とある。2,000円だが、なるべくお金をかけないことを指針にしているのでひとまずパス。過去問題は一応このFAQページに少し載っているのでそれらで感じをつかむことにする。

3の教育情報化コーディネータ3級の問題は、販売方法がやや特殊で、「2020年度」「2019年度~2020年度」「2018年度~2020年度」…というように最新年度からさかのぼってまとめて買うことになる。よってもし初めに2020年度だけを購入し、後で2019年度も購入しようとすると「2019年度~2020年度」の形で購入することになり、2020年度分が重複購入になってしまう。最初から必要な年数分を定めて購入することが必要で、不便を強いられている感じがして気が乗らない。

教育情報化コーディネータの3級に相当する出題ということだが、3級ということからおおよそのレベルが推測される。どの資格でも1級、2級、3級と分類されていたらだいたい

  • 3級 … その分野の基本用語・基本概念の知識があるかが問われる
  • 2級 … さらに広い知識に加え、高校入試と同程度以上の思考力が問われる
  • 1級 … さらに深い知識に加え、大学入試と同程度以上の思考力が問われる

に当てはまると考えており、それほど難しくはなさそう。私はICT 分野については仕事で携わってきて特に不安はなく、学習したいのは学校特有のトピックのほう。まずは1のICT支援員ハンドブックを読むのと、このFAQページにある過去問題を見ていこうと思う。