ICT支援員認定試験の合格点

ICT支援員認定試験はA領域とB領域に分かれている。

A領域:実践的知識

〔試験実施日時に受験会場でのCBT方式〕

B領域:問題分析・説明力

〔試験実施日から5日後に課題を提示、課題に対する動画を課題提示日含めて5日以内に提出すること〕 1

A領域の問題数や合格点は公式サイトには載っていない(見つからない)が*1、受験会場となるテストセンターを運営するCBT-Solutions のページ

ICT支援員認定 | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

によるとCBT多肢選択式36問90分、合格点65点以上。他の指標としてICT支援員上級の受験資格を得るには75点以上。2018年まであった制度で、教育情報化コーディネータ2級受験資格を与えられたのは88点以上。全問均等配点だとすると65点以上には24/36問正解、75点以上には27/36問正解、88点以上には32/36問正解が必要。

この資格に限った話ではないが、合格基準が低すぎると感じる。実際に教育現場で選択式問題と同様の場面になった際、3回に1回間違える人にICT支援員の資格があるといえるだろうか。厳しくすると資格ビジネス的に受験者が減って困るのだろうが、75~90点くらいは必要だと思う。

いっぽうB領域の合格基準は非公表だが、ICT支援員上級の受験資格を得るには70点以上が必要。

*1:https://jnk4.info/itce/faq_ict.htmlに「ちなみにA領域は36問90分」と書かれていた。ちなみに、ではなくはっきり記しておいてほしいところ。